「都市住宅学」

「都市住宅学」最新号 104号 目次

第104号 2019年1月31日発行
特集「空き家問題への新たなアプローチ」
「人」と「地」から空き家問題を考える 齊藤 広子 5
空き家発?メカニズムと空き家タイプ〜経済学的な視点から 行武 憲史

12

国土交通省における空き家対策について 五島 さき 17
東京都の空き家対策について 渡辺 美緒 20
埼玉県の空き家対策〜市町村支援の観点から〜 小松 克枝 23
空き家条例とごみ屋敷条例

板垣 勝彦

27

空き家の行政代執行事例(所有者判明の空き家では全国初)

柴田 賢司 34
京都市における空き家対策の取組について 矢田部 衛

40

都市全体を見据えた空き家戦略の展開:米国Flint市の事例から

矢吹 剣一 44
二地域居住による田舎の空き家活用 馬場 未織 53

UR賃貸住宅ストックの価値向上に向けた取組み

〜UR賃貸住宅リノベーションの系譜〜

坂田 辰男 57
複数戸所有による団地の空室活用−実体験からの考察− 松本 真澄 62

まちの編集力が形づくる「アキテンポ不動産」「アキヤ不動産」の仕組み
小さな関連事業の組合せ・まちの生活イメージ発信から作り出す、東京郊外空き家物件の活用ブーム

國廣 純子 65
「好立地×アクセス不便」な高経年木造賃貸集合住宅の活用
 − CASACO の事例(研究者の視点から)−
深井 祐紘 71
住宅地におけるコモンズの再構築− CASACO での実践を通して− 冨永 美保、伊藤 孝仁 74
空き家活用が導くエリアの価値向上 宮部 浩幸 79
空き家が増え続けるのはなぜか? 長嶋  修 83
マイホーム借上げ制度による空き家の利活用の実態 大垣凛太郎 86
不動産事業者から見た空き家活用の実態 相澤  毅 91
県の施策と連携した「空き家利活用マネージャー」の育成 山川 満清 94
空き家の有効活用に関する建築士の視点からの考察 村主 英明 97
木造密集地の既存住宅活用とまちづくり 西川 直子 100
世代間継承と管理不全・利用不全に着目した空き家対策 室田 昌子 104
特集「 公的機関が知的創造物・サービスを価格入札で選定すべきか
   −設計・デザイン・知的役務等を品質で決める仕組みを考える」
公共調達の法理—— 価格競争入札と総合評価・プロポーザル方式 —— 板垣 勝彦 111
知的生産者の公共調達に関する法整備
 ― 会計法・地方自治法の改正を日本学術会議で提言した経緯
仙田  満 121
知的創造物はどう選ぶべきか ― 価格競争原則の転換を 福井 秀夫 126
世界に例を見ないわが国の建設コンサルタント調達方式 木下 誠也 135
デザイン領域における公共調達の知的生産者選定の課題 田中 一雄 144
市民に開かれた設計者選定を 河野  進 147
日本における公物発注に関する論考 海外との比較と東日本大震災からの復興実践に学ぶこと 小野田泰明 150
公共調達を巡る地方の動向と例規整備への提言 建築設計の香川県下の事例から 竹林 昌秀 157
設計・デザインを品質で決める仕組み:イギリスにおける取組みに着目して 坂井  文 166
公私協働促進法の制定 ― 競争的対話の導入とドイツの苦悩 岸本 太樹 170
知的生産に対する国民的理解とその報酬のあり方 赤堀  忍 177
都市住宅プロジェクトへの視点(18-2)
大阪市における民泊事情〜特区民泊を中心に〜 川幡 祐子 183
第26回学術講演会報告
概況報告 松山  明 185
見学会報告 松山  明 186
メインシンポジウム「人口減少社会の中で都市撤退の作法はあるか」

市原 正人、海道 清信、

唐渡 広志、木元 寛明、

吉岡 初浩、高井 宏之、

小松 尚

188
地域短信(68)
オーテピア〜複合施設による中心市街地活性化〜 小新 貴士 201
熊本地震からの復興 〜色褪せない地域コミュニティで創るムラ〜

山田  孝

202
審査付論文・論説
既存建築物における耐震改修が家賃・価格に与える影響について

岡野 大志

203

学会ニュース(東北支部)

平成30 年7 月豪雨の被災地を訪ねて 丹野 将洋 213
編集後記 220